はじめまして、TAMINAと申します。
袋、包装資材についてわかりやすく、勉強するつもりでこのコラムに書いていきたいと思います。
最初は、このサイトで扱っているOPP袋の元になっている包装用フィルムOPPについて。

石油から作られているポリプロピレン(PP)を、縦横に伸ばして熱で固定したものがOPPです(英語の頭文字の略)。延ばさず作ったものがCPPといいます。
OPP、CPPの特徴は、
OPPは、光沢、透明性が高く、耐水、耐熱、耐油、耐ボイル性に優れています。元々、製作過程で縦横に伸ばしているので、引っ張り、引き裂き強度があります。ただ、耐ガスバリア性(気体透過)が悪くヒートシール性(熱溶着)がありません。少しの切れ目から簡単に裂けてしまいます。
寒冷地では強度がおちます。印刷は問題ありません。
CPPはOPPほどではないですが、光沢、透明性があります。同じように耐水、耐熱、耐油、耐ボイル性に優れています。製作過程で伸ばしていないので、OPPよりもやわらかく、さらに引っ張り、引き裂き強度があります。
耐ガスバリア性は悪いですが、OPPとちがってヒートシール性はあります。耐寒性は悪いです。印刷は問題ありません。